『退職のトリセツ―いちばん得する会社の辞め方』
中村 敏夫 著
晋遊舎 (2008/9/25) ¥ 756 (税込)
会社を退職すると、「自己都合退職」と「会社都合退職」のどちらかに認定され、失業給付については、「会社都合退職」の方が、手厚い給付がもらえることは、割合よく知られている。
ところが、自分から辞めますと申し出て退職した場合でも、「会社都合退職」とハローワークで認められて、すぐに失業給付をもらえる場合がある事はあまり知られていない。
2001年に雇用保険法が改正され、それまでは倒産と解雇にのみ限定されていた「会社都合退職」が、時代の流れと雇用環境の変化を反映させて、以下のいずれかの条件に当てはまれば、「会社都合退職」と認めてもらえる可能性があるとのこと。
- 離職の直前3ヶ月に連続して各月45時間を超える時間外労働が行われた。
- 10年以上も同じ職種に就いていたのに、十分な教育訓練もなく配転させられた。
- 事業所の移転で通勤時間が往復4時間以上になった。
- 2ヶ月以上連続で賃金の3分の1以上が未払い。
- 残業手当を除いた賃金がそれまでの85%未満に低下。
- 採用の際に明示された条件と実際の賃金、労働時間などが異なっていた。
- 上司、同僚から冷遇、嫌がらせをうけた。
- 事業所の業務が法令に違反した。
…などなど。
実際にハローワークから有利な認定を受けるには、それなりに証拠をそろえる必要があるので、詳細は本書をご参考に。

