しげしげと顔を見るも全く誰だか思い出せず、「ごめんなさい、え〜と…」と名前を聞くも、細かいディテールはやはり思い出せない(苦笑)。
聞けば、AO入試で理学系に入学した2年生で、受験の際に私にアドバイスを受けた事が、横浜市立大学入学の大きな契機になった由。
名前は漸く思い出したものの、彼女にアドバイスした具体の内容はサッパリ思い出せずじまいなまま、ひとしきりの立ち話。
大学進学者の少ない高校出身で様々なハンデがあるなか、私や本学の理科教員との出会いからAO入試での入学を果たし、TOEFLのハードルに手こずりながらも、楽しい大学生活を過ごしているとの事でした。
日常的な仕事のひとこまとして、私の方では忘れてしまっても、学生さんの方では一期一会として覚えてもらっている。ちょっと申し訳なくも、とてもうれしい事で、この仕事の喜びを、あらためて実感したのでありました。

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